【体験談】初案件前にやっておけばよかった5つの準備

案件への道

はじめに

初めての案件って、ドキドキしますよね。
私も最初は「どこから準備すればいいの?」と調べては、

「えっ、こんなにやることあるの?」
「そんなの準備してないよ…!」

と焦ってばかりで、なかなか案件にたどり着けませんでした。

実際に経験してみて、
「あのときこれをやっておけばよかった…!」と感じたことがいくつもあります。

この記事では、そんな私の体験をもとに
初案件前にやっておけばよかった5つの準備 をまとめました。

これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

① 案件探しより「自己紹介」を整えるべきだった

最初の頃は「まず案件を探さなきゃ!」と焦っていましたが、
今思うと プロフィールや自己紹介を整えるほうが先 でした。

クラウドソーシングで初案件を取るには、実務経験がない中で
いかにクライアントに
「この人に頼みたい」「安心して任せられそう」
と思ってもらえるかがカギになります。

📝 準備しておくと良かったこと

  • 得意分野やできることを具体的に書く
    → たとえば「LP制作が得意」「WordPressのカスタマイズができます」など。
    「得意ってほどじゃ…」と尻込みせず、“できること”に焦点を当てて書くと◎。
  • 案件に取り組む姿勢・想いを書く
    → 「丁寧に対応します」「納期を守ることを大切にしています」など、
    あなたの人柄が伝わる一言があるだけで印象が変わります。
  • ポートフォリオサイトや作品リンクを載せる
    → スキルを“見て判断”してもらえるので、
    「頼んでみよう」と思ってもらえる可能性がぐっと上がります。

プロフィールは、
クライアントが「この人に任せても大丈夫かな?」を判断する唯一の材料。

いわば “自分の分身” のような存在です。
ここを整えるだけで、案件の通りやすさは大きく変わります。

また、改行・箇条書き・絵文字・マークなどを使って読みやすく見せる工夫も大切です。
改行のない文章は、どうしても読まれにくくなってしまいます。

② テスト環境(ローカル・サーバー)を用意しておく

初案件では、いきなり
「動作確認できる環境がないので、テストサーバを作ってください」
と頼まれることもあります。

納品前に自分で確認できる環境を用意しておくか、
最低限やり方だけでも調べておくと、
いざ必要になったときに焦らず落ち着いて対応できます。

🔧 事前に準備しておくと安心

  • Xserverなどでサブドメインを作る
    → 実際のサーバに近い環境を事前に作っておくと◎
  • Local by Flywheelなどでローカル環境を構築しておく
    → ネットがなくても動作確認ができて便利。
  • WordPressのバックアップ方法を試しておく
    → プラグイン(例:UpdraftPlus、All-in-One WP Migrationなど)を使って練習しておくと安心。
  • アップロード方法を複数知っておく
    → FTPソフト(FileZillaなど)やXserverのファイルマネージャー、どちらでも対応できるようにしておく。

ちょっとした 「予行演習」 をしておくだけで、
本番での不安がぐっと減ります。

環境を整えておくことは、
トラブルを防ぐだけでなく、自信を持って作業できる土台づくりにもなります。

③ 納品前チェックリストを作っておけばよかった

納品直前って、
「あれやったかな?」「これ確認したっけ?」とバタバタしがちです。

全部できていれば問題ありませんが、
ちょっとした抜け漏れがあるだけで精神的な余裕が一気になくなります。

焦っていると、普段ならしないようなミスをしてしまうことも。
それが大きなトラブルにつながることもあるので注意が必要です。

✅ そこで便利なのが「チェックリスト」

納品前に確認用のチェックリストを作っておくと安心です。
リストを見ながら一つずつ確認していけば、
「ちゃんと確認した」という安心感が生まれ、心に余裕ができます。

また、チェックリストは案件ごとに少しずつ更新していくことで、
自分だけの“安心リスト”に育っていきます。

✅ 納品前チェック項目例

  • リンク切れがないか
  • 画像の alt 属性を設定したか
  • 画像サイズは最適か(重すぎないか)
  • スマホ表示で崩れていないか
  • お問い合わせフォームが正常に送信されるか
  • レイアウト崩れやズレがないか

ほんの少しの準備で、納品前の焦りがぐっと減ります。
「焦らず、確認しながら進める」ための味方として、
チェックリストの活用は本当におすすめです。

④ 修正依頼への対応を想定しておく

初案件では、修正依頼に苦しめられました。

「簡単だからちょっとだけお願い」
「ここも範囲だと思っているので、やってください」

──そんな言葉に、思わず対応してしまうこともありますよね。

特に初案件のときは、
「失敗したくない」「評価を下げたくない」という気持ちが強く、
なかなか意見を言えずに引き受けてしまうことも。

でも、ここを曖昧にしておくとトラブルのもとになります。
修正が終わらない「無限ループ」に陥り、
心が疲弊してしまうこともあるので注意が必要です。

💬 事前に考えておきたいポイント

  • 軽微な修正は2回まで無料などルールを決める
  • 大幅な変更は追加費用になることを明記
  • 修正対応期間を設定しておく(例:納品後3日以内)

これらを 提案文ややり取りの中で事前に伝えておくだけ で、
トラブルをかなり防ぐことができます。

また、どんな小さな案件でも、
契約書は面倒でも必ず交わすことが大切です。

「ルールを決めておくこと」は相手を縛るためではなく、
お互いが気持ちよく仕事をするための準備

自分を守る意味でも、最初の段階から意識しておきましょう。

⑤ 無理をしないスケジュール感をつかんでおく

副業で案件を受けると、
本業・家庭・体調のバランスを取るのが本当に難しくなります。

何をしていても案件のことが頭から離れず、
目の前のことに集中できない……なんてこともありますよね。

「最初は辛いけど、そのうち慣れる」と言われることもありますが、
それでもやはり、スケジュール管理はしっかりしておくのが大切です。

今の私は、何よりも 無理のない納期設定 を最優先にしています。

🌿 スケジュールを組むときのコツ

  • 作業量の1.5~2倍の日数を見積もる
  • 「余白日」を必ず作っておく
  • 予備日をあらかじめ設定しておく
  • ON/OFFの切り替えを意識する

想定外の出来事は、必ず起こります。
だからこそ、少しでもカバーできるように
スケジュールの中に“余裕”を組み込むことが大事です。

焦って納品するより、
余裕をもって丁寧に仕上げたほうが、
結果的に 信頼につながり、継続案件にもつながります。

無理をしすぎず、長く続けられるペースを見つけていきましょう。

少しの準備が、大きな安心につながる

初案件は緊張と不安がつきものですが、
ほんの少しの準備だけで、安心感と自信はまったく違うと感じました。

  • 自己紹介とポートフォリオを整える
  • テスト環境を作る
  • チェックリストを用意する
  • 修正対応を想定しておく
  • 無理のないスケジュールを組む

失敗はダメなことではありません。
むしろ、そこから「次はどうすれば良いか」を考えられれば、
それは確実に前進です。

「やってみよう」と思えた時点で、もう一歩進んでいます。

これから挑戦する方が、
少しでも落ち着いて初案件に臨めますように。

コメント