はじめに
本業があって、家族との時間も大切にしたくて、
副業でも収入を少し伸ばしたい——。
この3つを同時に抱えると、
「時間が足りない…」「全然進まない…」と落ち込む日もありますよね。
私も同じで、平日は仕事、帰宅後は家のこと。
その中で副業の時間をつくろうとすると、気力がゼロの日がたくさんありました。
でも、ある工夫を取り入れたことで
詰め込む副業からゆるく続けられる副業に変わったんです。
この記事では、
本業+家庭+副業を無理なく両立するためのゆるい時間術を
私の実体験と一緒に紹介します。
全部を完璧にやろうとしないのが、いちばん続く
副業を始めるとつい、
「本業も家のこともちゃんとやって、副業も進めないと」
と完璧にこなそうとしてしまいます。
でも、正直これは…めちゃくちゃしんどい。
本業・家事・家族・自分の時間。
これらは毎日同じじゃなくて、日によって波があります。
- 本業がハードな日
- 家事が多い日
- 家族の予定がある日
優先すべきことが日ごとに変わるのは自然なことなんですよね。
家事・本業・副業…優先順位は毎日変わってOK
以前の私は、
「仕事が忙しくても毎日、副業はやらなきゃ」
「疲れてても決めた分は絶対やらないと」
と、自分に厳しいスケジュールを課していました。
でも、実際には毎日同じ量なんてできません。
- 帰宅が遅い日
- 家事が増える日
- 子どものことでバタバタする日
- 疲れてどうしても頭が働かない日
- やる気はあるのに身体が動かない日
こういう日は、素直に「今日は無理」と判断してOK。
むしろ
「今日は本業が大変だった日だから休む」
「今日はあえて休んで、明日また再開する」
この考え方に変えてから、罪悪感がスッと消えていきました。
そして不思議なことに、翌日のほうが頭がスッと動くことも多いんです。
「今日は家族優先の日」と決めるだけで気持ちが楽になる
ある日、帰宅したときに
「副業やらなきゃ…でも疲れた…でもやらないと…」
と、頭の中がずっとザワザワしていました。
本業も忙しくて、家に帰ったらもうクタクタ。
でも「やらなきゃ」を抱えたまま家族と過ごす時間がしんどくて、
どんどん気持ちが沈んでいったんです。
そこで思い切って、
「今日は家族優先の日。副業はゼロでOK。」
と宣言しました。
すると本当に心が軽くなりました。
罪悪感が消えて、家族との時間も楽しめるし、
次の日にはスッと副業に戻れたんです。
やらない日は逃げではなく、戻ってくる力を回復する時間なんだと実感しました。
副業時間は隙間時間に何をやるかでうまくいく
副業が続くかどうかは、
「まとまった時間が取れるか」ではなく、
隙間時間に何をするか決めているかで大きく変わります。
平日は本業と家事で、1時間まるっと作業時間なんてほぼ取れません。
でもその代わりに、
- 5〜10分でできる作業
- スマホだけでできる作業
- 疲れていても軽く触れる作業
これらをストックしておくだけで、進み方が全然違ってきます。
隙間時間でやる小さな作業リストを作っておく
私がよくやっているのはこんなことです。
- 昨日やったカリキュラムの復習
- 分からなかったところだけ軽く調べる
- まとまった時間にやることをメモしておく
こういう1ステップだけやる作業なら、
疲れていても気軽に触れられるし、確実に前へ進みます。
「やれなかった日」も予定に含めておく
副業で一番しんどいのは、
「できなかった自分」を責める時間です。
私もこれで何度も落ち込みました。
でも実際のところ、
本業・家事・家族を抱えながら毎日副業するのは、プロでも無理。
だから私は、
「やれなかった日も副業の一部」
と考えるようにしました。
できない日がある前提で予定を組む
例えばこんなイメージです。
- 週に3日はできない日がある
- 月に5〜7日は完全OFFの日がある
- 疲れた日は作業しなくてOK
- 計画しても急にできない日が出るのは普通
「できない日」を前提に置くだけで、
副業へのハードルがグッと下がります。
やらない日があるほど戻りやすい理由
不思議なんですが、
やらない日を許したほうが次の日戻りやすいんです。
逆に、
「昨日できなかった…最悪だ…」と責め続けると、
副業からどんどん距離ができてしまいます。
私も
「今日やらないと一生やらなくなるんじゃないか」
という恐怖と戦っていました。
でも今は、
やれなかった日=充電日
と考えて、罪悪感を手放すようにしています。
家族との共有が、実はめちゃくちゃ大事
副業は1人で頑張るものと思いがちですが、
本業+家庭+副業を両立するなら、
家族との共有が一番効きます。
私はこれを全力で実感しています。
家族に「今日は30分だけ副業するね」と伝えるだけで違う
事前に
「今日は20〜30分だけ副業の時間ほしい」
と伝えるようにしただけで、めちゃくちゃ楽になりました。
家族に理解してもらうだけで、
副業時間が安心して使える時間に変わるからです。
- 家族の目線が気になる
- 申し訳ない気持ちがある
こういうストレスが減るだけで、続き方が全然違うんですよね。
家族の予定を先に入れる→副業時間が逆算しやすい
- 夕飯
- お風呂
- 子どもの寝かしつけ
- 夫婦の会話やテレビ時間
こういう家族の予定を先に入れておくことで、
残った時間に副業を当てはめるだけでOK。
先に家族 → あとから副業
この順番がめちゃくちゃ効きます。
理解されてるだけでメンタルが安定する
ほんの一言でも
「頑張ってるね」
と言ってもらえるだけで、続ける力が強くなります。
孤独に頑張らなくていいという安心感は、本当に大きいです。
副業が重くならない工夫を毎日1つ入れる
副業が続くかどうかは、
作業内容よりも 心理的な重さのほうが大きいと感じています。
だから私は、毎日ちょっとだけ軽くする工夫を入れています。
作業ハードルを下げる
- PCを開くだけ
- VS Codeを立ち上げるだけ
- 副業のことを少し考えるだけ
これだけでも流れができるんです。
「考えただけでも前に進んだことにする」
このマインドが、副業を続ける助けになっています。
疲れた日は副業しない勇気を持つ
疲れている日に無理してやると…
- 全然進まない
- 頭に入らなくてイライラする
- 普段なら気にしないことが気になってしまう
- 副業そのものが嫌になる
- 「自分はダメだ」と落ち込みやすくなる
こんな悪循環になります。
だから
「今日はあえて休む」
という日をしっかり確保しています。
そのほうが長く続けられるし、
翌日びっくりするほど作業がはかどることも多いです。
副業はゆるさが続けるコツ
本業・家庭・副業の全部を完璧にやるのは無理です。
でも、
- 小さくやる
- やれない日を許す
- やらない日を予定に入れる
- 家族と共有する
この4つを意識するだけで、
副業のストレスはかなり減ります。
副業は根性ではなく、
やさしく続けられる仕組みをつくること。
これが、長く続けるいちばんのコツです。


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