【体験談】初案件で感じた想定外と学び

案件への道

はじめに

初めての案件は、とにかく不安でいっぱいでした。

「今のスキルで本当にできるのかな」
「分からないところにハマって、納期に間に合わなかったらどうしよう」
「副業としては当たり前のことができなくて、相手に迷惑をかけないかな」

そんな不安だらけの状態でスタートしました。

実際、私も初案件では下調べをしたつもりでも、思っていた以上に“想定外のこと”にぶつかりました。

この記事では、初案件で実際に起きた「予想外の出来事」と、
そこから得た気づき・学びをまとめています。

想定外①:やり取りの多さにびっくり

案件が決まったら、こちらのペースで淡々と作業しつつ進捗報告をしていくのかな…
そんなふうに思っていました。

でも現実は、

初稿を出す → 修正依頼 → 再提出 → また修正依頼

このサイクルが何度も続き、想像以上に慌ただしい日々でした。

「思っていた以上にバタバタするな」
「提出後も連絡が来ていないか気になって落ち着かないな」

毎日そんな気持ちでそわそわしていました。

ただ、途中からこう思えるようになりました。

制作だけじゃなく、進行中の確認まで含めて仕事なんだ
報酬が支払われて初めて案件は終わるんだ

📝 初案件で得た学び

  • やり取りの時間も作業時間として見込んでおく
  • 修正依頼は「来るもの」と心得ておく
  • 連絡手段はこまめにチェックする
  • 相手に合わせて報連相を丁寧にする
  • “相手の手間を減らす”姿勢が信頼につながる

スキルが完璧じゃなくても、
誠実に相手の立場を考えて動くことが一番の武器になる。

想定外②:デザインや仕様が途中で変わった

複数人で進める案件では、途中での変更は避けられません。

実際に何度かこう言われました。

「ここ、少し変えたいです」
「デザインが微調整されました」

最初は、

「これ、どこまで対応すればいいの?」

と線引きが分からず戸惑うばかりでした。

さらに、連絡漏れで知らないうちに変更されていたり、
軽微なはずの修正がサイト全体に影響して動かなくなったりもしました。

小さな変更でも油断すると大きなミスにつながる——痛いほど実感しました。

でも同時に、

都度確認しながら進める大切さ

も強く感じました。

📝 初案件で感じた学び

  • 「軽微な修正」か「仕様変更」かをまず確認
  • 迷ったらスクショや文章で“確認の形”を残す
  • 変更による不具合のリスクを常に考えておく
  • 分からないまま進めない
  • 連絡はすぐ返ってこない前提で丁寧に質問する

確認を積み重ねることで、トラブルも防げて相手も安心してくれます。

想定外③:スケジュールにも心にも余裕がなかった

作業時間は主に夜。
本業・家庭・睡眠・家事…その合間でコードを書くのは想像以上にしんどかったです。

疲れていると普段なら躓かない部分で引っかかったり、
集中力が落ちて予定の倍かかったり。

さらに、案件以外の時間でも常に

「早く終わらせなきゃ…」

と心が休まらず、家族と話している時でさえ連絡が気になってしまう自分もいました。

納品はできても、心の余裕はほぼゼロでした。

📝 初案件で実感した学び

  • 作業時間 × 1.5〜2倍 でスケジュールを組む
  • バッファ日を必ず作る
  • 家族の予定や体調も含めて生活ベースで計画
  • ON/OFFを切り替える
  • 焦る前提でゆとりを持つ

余裕のないスケジュールは、自分も家族も疲れさせてしまうと痛感しました。

想定外④:修正対応で心が折れかけた

修正が続くと、どうしても心がすり減ります。

「また修正か…」
「せっかく作ったのに…」
「自分の力が足りないのかな」

そんな気持ちになるのも自然です。
私も同じでした。

でも、進めるほどこう思うようになりました。

修正は“悪いこと”じゃない。
より良くするためのプロセスであり、成長のチャンスなんだ。

ただし、唯一絶対に必要なのがこれ。

修正範囲のすり合せを最初にしておくこと。
曖昧にすると、確実に修正地獄に落ちます。

📝 初案件で得た学び

  • 修正はダメ出しでなく改善プロセス
  • 修正対応でスキルが上がる
  • 修正範囲の摺合せは必須
  • これを怠ると終わらない修正ループに陥る

想定外⑤:納品後の「やりきった感」が想像以上だった

想定外だらけの初案件。
でも、納品ボタンを押した瞬間にこみ上げた

「やりきった…!」

という感覚は強烈でした。

報酬よりも、

「自分でも最後までやり切れた」
「あの慌ただしさを乗り越えた」

という達成感のほうがずっと大きかったです。

初案件は、うまくいかなくて当たり前。
むしろ、つまずいた部分こそ後で役に立ちます。

まとめ

初案件は、誰でも怖いし、誰でもつまずく。
でも、その“つまずき”こそが大きな成長になります。

あの時感じた不安も、焦りも、涙ぐみたくなる夜も、
後になって振り返るとすべてこう思えるようになります。

「前にも同じことがあった。あのとき乗り越えたから今回も大丈夫だ」

そんな“経験が味方になる感覚”を、初案件を通して強く実感しました。

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