【体験談】クラウドワークスで提案文を改善したら通りやすくなった話

案件への道

はじめに

クラウドワークスで副業を始めたばかりの頃、私は提案をしても全然通りませんでした。

「実績がないからダメなのかな…」
「プロフィールが悪い?」
「スキル不足?文章が悪い?」
「こんな多くの人から選んでもらえるなんて奇跡でも起きないと無理…」

そんな不安ばかりが募り、提案する手が止まった時期もあります。

ですが、提案文を少し工夫しただけで、徐々に返信をもらえるようになったのです。

今日は、私が実際に行った「提案文の改善ポイント」と「ビフォーアフター」を紹介します。

なぜ通らなかったのか?当時の提案文の問題点

過去の提案文を振り返ると、落ちて当然のポイントばかりでした。

  • 自己紹介が長い/短すぎる
  • クライアントの要望に触れていない
  • テンプレ感がある
  • 具体的に何ができるか分からない
  • 「頑張ります」だけで説得力がない
  • 改行がなく、読む気がなくなる
  • 「これできます」「あれできます」で自分よがり

今思うと、「相手のことを考えていない文章」 になっていたんだと思います。

提案文をこう改善した

✅ 1. 「勉強中です」「学ばせてください」は書かない

これは特に重要。
クライアントからすると

「なぜこちらがリスクを負わないといけないの?」

と感じてしまう可能性があります。

✅ 2. 募集文をよく読み、“求められている回答”を書く

テンプレの一斉送信ではなく、1〜2行だけでも相手に合わせる文章が入るだけで評価が変わります。

✅ 3. 実績は短く簡潔に

数行でOK。
大切なのは「何ができるか」ではなく「依頼に必要なスキルがあるかどうか」。

✅ 4. 料金・修正範囲を明確にする

無限修正を避けるためにも必須。

✅ 5. ポートフォリオサイトへのリンクを添える

文章より、実物を見てもらったほうが早い。

Before → After 実例

❌ Before(ダメだった頃)

はじめまして。Web制作を勉強している◯◯と申します。
HTML/CSS、JavaScriptが扱えます。今後の実績作りのため応募しました。
頑張りますのでよろしくお願いします。

✅ After(通り始めた文)

はじめまして、フリーランスでWebコーダーをしております○○と申します。
普段は HTML / CSS / Sass / JavaScript / WordPress を用いたWeb制作を中心に活動しております。
「△△」を大切にし、認識のズレをなくすために、分からない点はすぐ確認し、
進行中もこまめに報告して安心して任せていただけるよう努めています。

【実績】
・LP制作(レスポンシブ対応・アニメーション実装)
・WordPressサイト構築、テーマカスタマイズ
・小規模サイトの改修・修正対応
※現在は架空案件を中心に実績を積み、順次ポートフォリオへ追加予定です。

【ポートフォリオ】
・ポートフォリオサイト:https://…
・WordPress化サイト:https://…

レスポンスの速さと丁寧なコミュニケーションを心がけております。
方向性や仕様の調整も、ご相談しながら柔軟に対応いたします。

お見積もりはご提示の範囲で□□円にてご提案いたします。
ぜひ一度お話しできれば幸いです。よろしくお願いいたします。

テンプレではなく、相手の募集に寄り添った文になっているのがポイント。

実際どう変わった?(効果)

提案文を改善した結果…

✅ 返信率が上がった
✅ 提案が通るようになった
✅ 修正依頼のストレスが減った
✅ 作業内容のズレが減った
✅ 気持ちが軽くなった

そして何より、
「実績ゼロでも通るんだ」
と自信がつきました。

同じように悩む人へ

実績が少なくても、求めている回答を丁寧に返すだけで通過率は上がります。

うまい文章じゃなくて大丈夫。
誠実さと相手目線があれば十分伝わります。

実際に、面接してくださった方からも

  • 「テンプレの提案が多い」
  • 「日本語が崩れている」
  • 「やる気だけ書いてある文章が多い」

と聞きました。

また、おススメは「ChatGPTを下書き作りに使うこと」です。
募集要項をそのまま投げて、

「この案件に寄り添った提案文を作ってください」

と依頼すると、軸となる文章をサッと作ってくれます。

ただし、そのまま使うのではなく必ず自分用に修正することが大事。
自分の言葉に書き換え、相手が求めている回答を入れて送る。
これだけでテンプレ感が消え、驚くほど評価が変わります。

つまり、ちょっと丁寧に書くだけで上位に入れるということです。

また、修正しても通らない時はあります。
私も30件応募して返信がきたのは3〜4件でした。

なので、

「落ちるのが普通」

と思って大丈夫です。

まとめ

  • 通らない原因は「スキル不足」ではなく伝え方と数の問題
  • テンプレではなく「相手の募集に寄り添う」ことが大切
  • Before→Afterを意識すると一気に通りやすくなる
  • 落ち続けても気にしなくてOK(それが普通)

クラウドワークスで躓いている人のヒントになれば嬉しいです。

提案文が通ったら、次は初案件の準備へ👇

【体験談】初案件前にやっておけばよかった5つの準備

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